ソープと風俗店と水商売と【ブログタイトル考察】
多分ブロガーなら誰もが抱えたことのあるジレンマ
日々ブログを書いてると「自己採点」「自己満足」ってあるじゃないですか?例えば(ああ、今日は上手く書けたな)とか(ああ、今日は綺麗にまとまったな)とか。ところが、えてしてそんな風に自己採点が高い記事はPVやリアクションが少ないのに、別に意識もせずにスルッと書いた記事が大なり小なり伸びを起こしてしまうケースって、皆さん経験ありませんか??(狙ってバズを起こせる人からすりゃレベルの低い話なんでしょうが・・・)
特にここは「はてなブログ」です。はてなブログといえば【はてなブックマーク】です。「SEOに向けて記事を書いている」という人でも、最初にブクマによる【内弁慶バズ】を経て記事が拡散、検索流入が伸びるというパターンを経験した人は多いはず。
仮に、そのパターンでPVが伸びることを【是】とするなら(経験上その後の落ち込みは超寒いですが(涙))【はてなブックマーク】の【新着】や【人気】に掲載されて以降大切なのは、やはりそれを目にした方が読んでみたくなる「記事のタイトル」ということになりますよね??(もちろん検索流入を狙えるタイトルがベストですが)
特にそんなものは気にしないという人でも、やはりブログを書く以上は多くの人に目にしてもらいたいのが本音のはずで、で、あるなら、やっぱり【記事のタイトル】って大切だと思うのです。
先日、面白い記事を見つけました。
相互登録をしているカッパ氏の記事においてのこのやり取り。
「カレーの記事を書くときのタイトルをどうしますか。という質問に対し
『人生にくじけたらカレーを作れ!!!僕はじゃがいもだった』
と答えたら、吹いた。
はてなブロガーらしいと言う。
はてなブロガーらしいですか?」
・・・これ、思わず笑いましてね(笑)
「はてなブロガーらしいタイトル」って、確かにそんな気もするような、しないような・・・(笑)
お題をカレーにしての記事タイトルで
『人生にくじけたらカレーを作れ!!!僕はじゃがいもだった』
って個人的にはほぼ最上級なタイトルの気もしますが、じゃあ仮にこれが「はてならしいタイトル」と仮定するなら、どういう部分が「はてならしい」のかそのプロブロガーさんに尋ねてみたいところですね(笑)
ま、ただはてならしいかどうかというのはさておいても、やっぱりプロのブロガーさんがタイトルを尋ねるくらいだから、記事タイトルってきっとライフラインなんですよ。
店舗や商品の紹介をするブログもそうだし、感じたことを書くテキストブログもそうだし、とにかく(読んでみよう)という気持ちをそそるタイトルじゃないと、なかなか皆さん、アクセスしてはくれないと思うのです。
というわけで、本日はちょろっと【記事タイトル】について検証してみましょう。
実際にブクマやPVが伸びた記事の裏話
とりあえずまず僕自身が経験したバズの流れを書きますね。
この記事はですね・・・今となってみても何でこんな爆発を起こしたのか書いた本人が1番戸惑った記事です(笑)
この記事シリーズは結局3作続けたのですが、3作合わせてのPV累計は7万を超えました。このブログの開設以来、40数日経った現時点での全PVが今約10万ですから、悲しいかな、何と7割の方がこの記事シリーズによって当ブログに来て下さったわけです(それまでの僕の記事があまりにも不憫(涙))
その日が来るまで、僕のこのブログのPVは平均200~300PV/日でした。
それが上記記事をあげた6月13日を境に急激にPVは底上げされ、さすがに27日に一旦三桁に落ち込んだものの、今日あたりは再び4桁に戻ってきたようです。
まさに、この記事はこのブログを多くの人に広めてくれた【恩記事】。
ただ実はこの記事は、その日、当初あげようと思っていた記事を土壇場でやめて、急いで走り書きで書いたものです。
夜の11時くらいに出来上がった当初の記事を冷静に読み返した僕は、
(面白くねぇ!)
と全削除(笑)
(ああ、もう日が変わるし、今日はあげるのやめようかな・・・)
とも思ったのですが、その時ふと、その数日前に読んだ下記記事を思い出したのです。
(そういやソープ嬢の記事が先日、総合の1位になってたよな?)
僕にはデリヘルの元オーナーという経歴があります。
(じゃ、俺もザッと書いてみるかな)
・・・こうして45分くらいでササッと書いた記事が、このブログの運命を変えたわけです。何ともまあ、それまで散々色々書くことを考えて記事を作っていたのに、そんな調子で書いた記事が初バズを連れてくるなんて・・・
しかもたった1つの走り書きの記事が、それまでの全記事の累計PVを余裕で上回るなんて・・・・
(・・・ほんま・・・ちょっと微妙・・・)
ちなみに、今まで書いた記事で僕自身が1番気に入っているものは、
思いっっっっっ切り
空振りしたので、ここでは恥ずかしくて言えません(笑)ま、えてしてブログなんてそんなもんなんですよね。うまくいかないものです。
ところで上記記事タイトルと僕の記事のタイトルには、誰もが一見して分かる共通項がありますよね?
【ソープ嬢】と【風俗店】
です。要はエロ。もう遥か昔から普遍的に強いキーワードです。
【家庭用ビデオが劇的に普及したのはエロビデオを観たいという男達の欲求が強烈だったからである】
というのは有名な話ですが、とにかくエロ系・刺激系の記事は強い。
そういえば数日前にはこんな記事も総合1位を取っておりましたね。
この場合は【水商売】ですね。
こうやってタイトルに刺激的(アダルティ)なキーワードを含んだ記事が1位になっているのをよくよくお見掛けしますが、じゃあ【エロ&刺激】をタイトルに絡めればそれでPVやブクマが伸びるのかといえば、そうでもないのです。
このブログの昔からの読者の皆様はご存知でしょうが、だって僕のブログは基本、常にエロ色強いです。
上記バズ記事に至るまでも、エロいタイトルの記事はチョコチョコ発信しておりました。でも・・・全然でした(笑)
何で急にこの記事だけがそんなに伸びたのか、いまだにあまりピンと来てはいないのですが、ただ1つ思ったのは、実はタイトルのキモである【風俗店】よりも、【元風俗店オーナーが書く】&【現実】&【開業と好調期】の方がそそったのかもしれないなぁと。
実際、コメントから察するに【起業録】として読んで下さった人とかも多かったみたいだし、要は【リアルさ】に惹かれて皆さん来てくれたんじゃないのかな、と。
そういえば上のソープ記事も、ただ【ソープに行った】ということが面白いんじゃなく、行った先のソープで担当してくれた嬢がたまたま自身を凌駕するような【ハイレベルのゲーマーだった】ということが面白いわけですもんね。ということは、やはり【ソープ嬢】というワードよりも【ガチのゲーマー】がポイントだったんじゃないのか・・・と。
そして【水商売】に対しての、絶妙なキーワード【婚活】・・・。
つまり、はてなブログのタイトルにおいては、別にエロ&刺激系に限らず、主役の言葉を引き立たせたり、主役の言葉との極端な対比が面白かったりするような、脇役ワードが重要なんではないか??
・・・そんなことを一瞬思ったので、そのまま記事にした次第です(笑)
※当ブログの簡易版はもう既に終了しておりますが【元風俗店オーナーが書く風俗店の現実】をカクヨムにて連載中です。スルッと読めますので、ぜひチョチョッと登録して星をいただけたら嬉しいです。あと2話で向こうも終わりま~す。