僕は一部の女性は拒絶傾向だ。
「ウーマンリブ」が作った流れ以降、日本でも、女性は自分の権利を強く主張し、社会に進出してきた。
そして、現代。
どの業界や企業においても、表面上の男尊女卑は削ぎ落とされたように思う。というか、女尊男卑の側面の方が多い気さえする。
例えば我が営業業界だ。
○和ハウス系列企業の某部署に在籍し、店長を歴任した経験のある私であるが、独身で身軽なはずの人でも、女性の営業員が、転居を伴う異動の辞令を受けたのを見たことがなかった。男性は既婚でも何の考慮もされず、バンバン飛ばされるのに、だ。
更に数字の追い込みである。
ノイローゼ寸前まで詰めらる男性営業員を尻目に、女性営業員への会社の対応は、極めて寛大で、それはまさに、(ハラスメント)を恐れているように見えた。
(腫れ物に触るような存在)
一部の女性は、どんなチームの中でもそうなってしまう。前回の記事であげたT女史もそうだ。客観性がなく、論理的でなく、自惚れが強く、世間や社会の本質がまるで分かっていない。
以前、政治家の森元総理が、
(女性がメンバーに居ると話がまとまらない)
的なことを言って火事を生じさせていたが、あれはあながち間違った話ではない。男性営業員や男性営業管理職が、
(女がチームにいたらややこしいから、マジ女はいらん)
と口にするのを、一体何人から聞いたことか。転勤や出張もできない、既婚者は残業もできない、きつい物言いはパワハラになり、ちょっとしたジョークはセクハラになり、くだらないことですぐ騒ぎ出す。
そんなゴマメみたいな存在の割には、したり顔で、やたらと声高に主張だけはする。数字も男性には到底及ばず、活動においては男性の補佐が必須、そして1番嫌なのが、色気で社会を渡る本能、、、。
こんなことがあった。
彼女は派遣会社から、○和ハウス系列の我が社に事務員としてやってきた。人事権力を持つ部長の席のそばで9to6の仕事とおべんちゃらと社内政治を続け、そして半年後。
彼女はその部長の推薦を受け、○和ハウスの等級社員になったのである。
それでもう、年収は600万越えだ。
比して、私の経緯はといえば、まずは契約社員入社。1年後、同期50人中の数人の優秀者の中に入り、地方社員Bに昇格し、店長となる(異動や転勤はないがボーナスなし)。そして更に2年後、ようやく推薦され、晴れて地方社員Aである(異動や転勤有、事業部や自身の業績により、年2回のインセンティブ支給有、ただし、ない場合もある)。
お分かりだろうか。私を含め中途で系列会社に入った営業員は結局、いわゆる○和ハウス本体の社員の給与体系(等級社員)には、よほどの強力なコネクションがない限り、到達しないのである。
僅か半年、部長に気に入られただけで、派遣社員から○和ハウスの社員扱いになり、安定雇用に守られるようになった彼女には、確かに罪はない。悪いのは、彼女に鼻の下を伸ばして、急激に出世をさせたスケベな部長である。ただ彼氏がいたにも関わらず、彼女は社内においてはフリーを通していた。いわゆる思わせぶり作戦、というやつだ。部長は彼女が自分に好意があると勘違いをし、目をかけまくり、世渡りに利用されたのである。
そしてそれに限らずそんなケースは、枚挙にいとまがない。女性側に世渡りに「女」を使用する気がなくても、その上にいる男がアホなら、結局、そういう事象は発生するのである。つまり、実力だけで中枢まで駆け上がる女性なんて、ほんの一握り、ということだ。男も「男芸者」によって出世はするが、女の方がそれは顕著であり、そんな厄介な存在は職場にいない方が良いのである。
正直、それが私の「女性評」だ。
そして女性の社会進出をコントロールしているのは、結局のところ女性ではなく、男性なのだ。「女性が活躍できる企業」を謳い、女性営業員を大量に募集した私の在籍部署は、結局、過度な責任を負いたくない女性が続出したことにより、男性だけの職場になってしまった(笑)分かりきったオチである。
例外が2つある
ただ私は、女が女を世渡りや営業に利用し、社会を昇ることを、妬みはするが認めていないわけではない。
特に営業に関しては、数字は数字、結果は結果である。色気も女も立派な才能であり、使えるものは何でも使えばいいのだ。
そんな相手に勝てなかった時に、素直に完敗を認められるかどうか。
これは営業としての意識の高さが試されるところだと思う。
優秀に、男も女もない。
私が嫌うのはあくまで、優秀な女性の社会的地位を下げるような、一部の下衆な女である。どの業界にも、男を遥かに凌駕する覚悟と、才と、華を持った女性がいるものだ。そして、もう1つ付け足すのなら、女性の中にはごく稀に、
「スーパーニュートラル」
な方が存在するように思う。
女性らしさはあるが、女性のいやらしい部分が完全に削除されたような、粘り気0の女性
中川女史、という人がいた。世の中に中川なんて腐るほどいるから、ま、実名でかまわないだろう、悪口でもないしな(笑)
彼女はまず、女性の権利、などという野暮を声高に言わない。世の中の本質をよくわきまえた人である。つまり世慣れた女、キャッチャーミットのような女とも言える。
だから彼女は、色んな方の「相談相手」になる存在だった。要は話し手からすれば、様々なヒソヒソ話を打ち明けたくなる人、ということである。間口が広い、相手のタイプを選ばない。その辺はキャラ的に私と似ているのだか、彼女の凄い所は
「異様に口が固い」
ということである。
そこが根本的に私と異なるwww
彼女に何かを言って、外に漏れた試しがない。沈黙は金、というが、彼女の沈黙にはダイヤモンドの価値がある。
色んな情報が入ってくる立ち位置の彼女であれば、ついつい、、、ってこともありそうなもんだが、まぁイランことは1ミクロンも言わない。そして、その「イランこと」の線引きの見極めがまた見事である。
つまり、信用する人には「必要なこと」はキッチリ伝えてくれ、耳に入れない方がその人の為、的なことは、サラッと伏せてくれるのだ。
更に、人の足を引っ張る、妬む、相手の立ち位置によって態度や声色を変える、といった女性特有のいやらしい性質が絶無だったりする。
物の見方もフラットであり、先入観や固定観念より、自分の判断を優先できる。
そしてコミュニケーション能力に長け、口がヤクザのように悪く、バイタリティーに溢れている。
・・・・いや、本当に女なの?www
無論、彼女より仕事ができる女性や、能力がある女性は、沢山いるだろう。
ただ、彼女ほど「超然」とした人はなかなかいないと思う。
凡百の男より、遥かに細やかな心遣いができる女性がチームに1人いるだけで、その集団は円滑に機能するものだ。
彼女はエースではないがキーマンであり、番長ではないが裏番であり、ガソリンではないがエンジンオイルである。
ヒステリックに、いつもどこかにギアが入っている一部の女性は、彼女に愚痴を聞いてもらい、少し落ち着くと良い。
世界中の全ての女性が中川女史の気質を持つことができれば、きっと世の争い事の25%は減少するだろう。
T女史にも是非、見習って欲しいもんだ。