夜行性🌙サナトリウム

大阪在住のオジサンが戯言、譫言、寝言の数々を綴ります。

「まだ結婚できない男」~劣化の要因~

名作「結婚できない男」の続編が駄作になった理由

ドラマ史に残る傑作「結婚できない男」の続編「まだ結婚できない男」。

脚本家は同じく尾崎将也氏であり、ご丁寧にも前作の設定、果ては主題歌まで引き継いでくれているのだからスベりようがなさそうに思えるが、第3話まで視聴した前作の「マニア」である私、旅寅は、悲しいかな、ハッキリ言って当作を、心より敬愛する作品の待ちに待った続編を、予想だにせず酷評せざるを得ないのである。 

 

それは、前作への深い愛ゆえに、だ。

 

ネットでは

「夏川結衣の降板はあり得ない」

など、レベルの低すぎる記事が目立つが、そもそもが早川先生と結婚しなかったからこその続編ではないか?

確かに、夏川結衣の代わりが誰かに務まるわけがないという心情(というか事実)は理解できるが、前作から10年以上が経過して、まさかまだ結婚していない2人の第2章を描くわけにもいかないのだから。

だからまぁ、吉田羊がヒロインになるのは受け入れざるを得ない、、、としよう。

※個人的には吉田羊じゃなくて、他の女優が良かったんだよな・・・。 

 

ただ、あの演技力「0」の隣人は一体誰なんだ!?(笑)

 

前作の国仲涼子が素晴らしくコケティッシュで演技力抜群だったのに対し、アイドル上がり(ドラマでも同設定)のあの深川麻衣とやらのあり得ない演技力のなさは、酷いを通り越えて、もはや滑稽でさえあるぞ!?

 

元乃木坂かなんか知らんが、あれならまだ前田敦子や大島優子の方が良かったんじゃないのか?

そもそもリアリティーがない

ま、とはいえ、だ。

隣人の大根女優は劣化の要因ではあるが、勿論、原因の全てとはいえない。

「まだ結婚できない男」が名作である前作を越えられない理由はただ1つ、その強引な「物語」にある。

 

  1. 近所の弁護士事務所に相談に行き、そこの弁護士や、見知らぬ依頼人と、あそこまで短期間に懇意になるのは強引であり、且つ不自然である。
  2. 隣にアイドル上がりの女優が越してきて、更に、自分が目をつけていた売れ残りの犬をたまたま購入してとか、、、ちょっとあり得ない。
  3. 出会い系アプリで女性と待ち合わせていて警察に引っ張られるとか、それこそあり得ない。前作は流れや出来事、全てが自然だったの対し、今昨は強引さばかりが目立ち、興醒めしてしまう。
  4. 1、2に書いたこととダブるが、人間関係の形成が安易すぎる。弁護士と依頼人が即座に仲良くなり、泥酔するくらいサシ呑み、、、。隣の女優とも桑野を通じてやや強引に知り合い、来週はもう、先日までまるで他人だった3人が鎌倉旅行である(笑)前作は英治と桑野の師弟関係、高島礼子さんと桑野のパートナーシップ、桑野と夏美の距離の詰まり方、金田との邂逅、夏美と国仲さんの距離の詰まり方等、全ての人間関係がナチュラルだった。特に国仲さんが桑野に惹かれてゆき、最後に夏美のために身を引くあたりはほんと、良い感じだったものだ。

 

そんなわけで、5話以降も見守るが、よほどの展開がない限り、前作に比肩するのは困難だろう。以降の加速を切に願うばかりであるる。