夜行性🌙サナトリウム

大阪在住のオジサンが戯言、譫言、寝言の数々を綴ります。

松本人志に苦言を呈した見事な加藤浩次

吉本興業、岡本社長の会見がクソだった理由は、松ちゃんと馴れ合っているから

僕はバリバリのダウンタウン世代だ。

だから無論、松本人志の大ファンである。

だから恐らく、大抵の人よりはダウンタウンには詳しいと思う。

ただ、だからといって、盲目的に松ちゃんを支持するほど子供ではない。

現在の松本人志が周囲の後輩芸人から本当はどう思われているのかは、昨日、スッキリで吠えた加藤浩次の後ろにいた、ハリセンボンの春菜の態度を見れば分かる。

自分たちがもの申せない人に対して、身を呈してぶつかってくれる加藤浩次の後ろで、涙を流して同意していた彼女。

そして明らかに、言葉は選んではいたものの、松本人志への全後輩への不満を代弁した加藤浩次。

 

そう、松本人志はいつからか、吉本興業においてのジョーカー的存在になっている。

 

会長の大崎氏、社長の岡本氏、藤原氏は全員、「ほぼダウンタウン」ではないか?昔からのファンなら誰でも知っているが、彼らは「ごっつ」や「ガキ」で散々ダウンタウンにイジられてきた、筋金入りのダウンタウン親派である。というより、ダウンタウンのおかげで出世をした人達と言って差し支えないと思う。さしずめ、大崎氏は「恩人であり同志」、岡本氏と藤原氏は「家族」といったところか。

 

それは、全く悪いことではない。吉本の上層部が親派で埋まる、、、それくらいダウンタウンの功績はでかいわけだ。だから松本人志が他の芸人より優遇されたとて、それは致し方ないと思う。どんだけくだらん映画を作っても、吉本が彼をバックアップしていたのは、大崎さんの「松本愛」に他ならない。つまりダウンタウンは所属芸人という枠に収まるような存在では全くなく、簡単に言えば吉本の「大権力者」なのである。だから当然、他の芸人のギャラとは単価が全く違うはずだ。無論、幹部からの待遇や扱いも、他の芸人よりは桁違いに良いだろう。

 

そして松ちゃんは、多分、全然悪い人じゃないとも思う。

 

基本的には優しい人だし、後輩想いだし、目上の方への尊敬や気遣いもできるのは透けて見える。尊敬する鶴瓶やさだまさしと飲んだエピソードとか聞くと、謙虚だな、と思うし、松ちゃんに旅行に連れていってもらったり、おごってもらった後輩は、枚挙にいとまがないだろう。

 

だから今、宮迫を諭したり、宮迫に感謝されたりってエピソードから、多くの人に尊敬されてしているのも、「松本動きます」とツィートして、岡本社長を会見に引っ張り出して、これまた多くの人の賞賛を受けているのも、人柄的には頷けないわけではない。

 

が。

 

みんな、大事なことを忘れてはいないか?

 

本当に彼が、今世間で思われているようなメチャクチャいい人だというなら、なんでここに至る長きに渡り、その巨大な影響力で、後輩への不当な扱いや待遇を改善してやらなかったのか?その口添えをしてこなかったのか?

 

答えは簡単だ。

 

彼は特権階級であり、自分としては最上級に居心地が良い吉本興業なのである。更にいえば、当然、自分たちの親派社員の立場や言い分も考慮せざるを得ないわけで、、、。

 

宮迫や亮の会見を視て、慌てて夜中に会長や社長と密談した松本人志が、本当に会社の改革を願って岡本氏に心底説教をしたのなら、、、、、あんなクソみたいな、嘘と言い訳にまみれた会見が果たして行われるだろうか?(笑)

 

要は松本人志は、「とりあえず会見を開いて乗り切れ」「宮迫と亮を許せ」くらいしか言ってないと思う。宮迫と亮の捨て身の会見には「ヤバいキーワード」が多すぎ、全部の膿を吐き出すことは会社としてできない。大崎や岡本は仲間であり、彼らの立場もある。彼らの失脚はダウンタウンの斜陽の始まりにもなりかねない。ということで、「松本動きまーす」の正体は、馴れ合いの「仲裁」であると言い切れる。

 

松本人志は、決して、ホワイトナイトではないのだ。

 

だいたい、あんな「時代を読み違えた会見」ならしなかった方がマシであり、あんな会見の打ち合わせをするためにわざわざ夜中に動いたのだとしたら「松本よ、コンビニに肉まんでも買いに行っとけ」と、僕は声を大にして言いたい。

 

ワイドナショーに生で呼ばなかったのは、キツいことを聞けないからだ。本質からズレた話をして、自分のイメージダウンを避けたかったからだ。松本は今、宮迫や亮に対して「いらんこといいやがって!」って思っていると思うな。あの会見を見て岡本や大崎を断罪できなければ、完全にそう言い切れる。

 

要は松ちゃんは支配層であり、大崎とはグルなのだ。そして後輩芸人は全員、それに気付いていながら、食うために彼に意見ができないのである。

加藤浩次は男だわ、男の中の男

そんな中、吉本に居場所がなくなるかもしれないリスクを背負って、若手の想いを生放送で熱狂的に代弁した加藤浩次の男らしさには、感服した。加藤浩次は言葉を選びながらも、はっきりと松本と大崎の癒着を非難したわけである。これは松本が会社に意見するのとはワケが違う。まさに、身を呈して、だ。

 

恐らく、今までの松ちゃんならこの加藤浩次の熱き訴えを軽く受け流していたと思うが、さて、今回はどうだろう?

 

加藤浩次は体制の一新がなければ間違いなく退社をするはずで、極楽とんぼは「人望」という点では吉本随一である。追従者がでるのは間違いない。

 

この対応を間違えれば、恐らくは松ちゃんと吉本のイメージは地に落ちると思う。

 

吉本興業を私物化するダウンタウン親派に対して、最強の人望を誇る極楽とんぼが起こした反乱。

 

僕は迷いなく、加藤浩次を応援するとしよう。