夜行性🌙サナトリウム

大阪在住のオジサンが戯言、譫言、寝言の数々を綴ります。

『入社直後の新人を空気扱いする先輩になるな』という話~無視される日々~

新人は、気疲れするんです…

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筆者コラム、好評連載中❤

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イジメたら、飛びますよ!

『新入社員』というのは、

そこに座っているだけで気疲れをするものです。

新卒だろうと、

中途だろうと、

男だろうと、

女だろうと、

若者だろうと、

中年だろうと、

契約だろうと、

派遣だろうと、

等しく、

オフィスの居心地は良ろしくありません。

仕事をまだ完璧に覚えていない不安感。

知った人が誰もいない身の置き所の無さ。

話しかけてきてくれる人もおらず、

話しかけやすそうな人も見当たらず。

 

(そう?別に苦じゃないけど?)

 

うん、そんなクセが凄いアナタはこの記事、どうぞ読み飛ばしちゃって下さい(笑)ハッキリ言って、ナイーブな人にとっては『地獄の日々』です。1日がひたすら長く感じ、休日までの日数を指折り数える日々・・・

さて、そんな『新人』になった時、あなたは周囲にどんな人が居たら嬉しいですか?そしてそんな『新人』を見かけた時、あなたはその新人にどんな態度で接しますか?

輪に入れてあげよう

僕は基本的に『痛い奴』『俺に構うな空気を出してる奴』以外にはどんどん話しかける先輩です。会話の輪にも積極的に入れるように促すし、自分の仲間にも紹介するし。そりゃ、仕事で余裕がなければ挨拶しかしない時もありますが、心掛けとしては

『優しい先輩でいよう』 

というのがベース。

ま、こういうのは電車やバスで老人に席を譲るかどうかと同じで、自分の先輩に倣うような類のものではないですね。

どういう環境で育ち、

どういう躾(しつけ)

を受けてきたかが大きい。

うちの親はそういうのに人一倍うるさい人でしたし、育った地域全体が「オアシス運動」(おはよう、ありがとう、親切、スイマセン)を推進していた身としては、お節介なオッサンにならざるを得ませんでしたね。

ただ、迎え入れる側としては自分は悪くないと思えても、飛び込む側としては非常に不器用を自覚する私。

今まで何度かの『新人経験』を経ましたが、個人的に『素晴らしく優しい先輩』と感じた人は、過去1人も居ませんでした。

『社会』というのはそんなに甘いものではなく、

どっちかといえば良い記憶より、

 

俺たちも苦労して

自分の立ち位置を

確立したんだから、

お前も苦労しろ

 

的な雰囲気を感じたことの方がかなり多いかもしれません。

徹底的に『空気扱い』する方。

嫌みな指摘をやたらとする方。

なぜだか、

『コイツは役立ずアピール』

に熱心な方。

どう考えても

イジメやイビリ

にしか取れないような

扱いや物言いに終始する方。

 

(ぶちギレて帰ろうかな)

 

一瞬、そう思ったことがあるという人、きっとかなり多いんじゃないでしょうか?まぁね、確かに、あんまり新人を甘やかすのも良くないんでしょうがね、かと言って意味のない理不尽や不愉快を新人さんに与えてるのもどうかと思うのです。

個人的な『馴染んだ過程』

すんごい自由な社風、でも・・・

 

やたらと排他的(笑)

 

僕が今、身を置く大手企業がそんな感じなんですが、ぶっちゃけ最初はかなり戸惑いましたよ。職場の雰囲気は超ユルユルなのに、入社後の1ヶ月はほんと、殆ど誰とも口を利くこともなく、

『口から先に生まれてきた』

とさえ称される私旅寅が、まるでお地蔵さんのように押し黙ってましたから(笑)

だって、

 

誰も話しかけてくれないし。

いつまでも空気扱いだしで。

 

昼飯に外に行く時だけが、僕の憩いの時間でしたね。毎日毎日ひたすら、休みを目指して指折りする日々。これがね、営業職だったら、すぐに実績で立ち位置作れるんですがね~。今は『ライターと兼業』する為に非生産的な内勤仕事に従事中ですから、要は僕自身、

(ちょっと足りないオッサン)

なわけです。

(水を得ていない魚)

とも言いますか(笑)

 

華もなく。

素養もなく。

若さもない。

ただのオヤジ。

 

そんな僕ですが、入社1ヶ月半が経過した頃には、結構オフィスの人気者になっておりましたね。そうなった過程を、ここに明記しておきます(誰かの参考に少しでもなれば幸いです)

 

➀我やプライドは殺す

能力も素養も適性もないんですから。素直が1番です。

②教わったことをすぐ実行

能力も素養も適性もないんですから。素直が1番です。

③ひたすらメモし、書く

どうせ1回聞いたくらいじゃ仕事の内容は覚えないんですもの。

④総じて真面目を演じる

本当はクソ野郎なんですがね、わっはっはっはっはっ(笑)

⑤朝早く出社

これには理由があって、苦手な職務にあたるに際し、精神的なゆとりを持つためにというのと、いつも1番に出社する上役A氏が、そのオフィスの「ポイント」になる有力者だったので、その人とコミュニケーションを取るために・・・ということですね。事実、最初は「真面目だね」「早いね」「頑張るね」なんて堅苦しい会話をチラホラ、だけだったのが、そのうち「旅寅くん、血糖値高い?俺さぁ、糖尿予備軍なんだよ~」とか、2人きりの時間にちょっとずつ打ち解けた会話をするようになり、接近していったわけです。ま、最初から狙っていたというわけではないのですが、途中からは(この人にキャラとして愛されたら、健やかに働けそうだな)という予感は感じていましたね。事実、僕の前に入った先輩は、このA氏に意味もなく嫌われ、結構なパワハラ受けてましたから。この人は波長の合う人は楽しくイジり、合わない人は認めないという特性の持ち主だったのです。教え好きなんでキツイことも言われましたが、そのうち教えるよりバカ話が多くなり、いつしか「旅寅君はいいわ~」という空気になってましたね。

⑥先輩同僚2名と打ち解ける

B氏は格闘技と競馬好きという共通点から会話をするようになり、C氏は教え好きでかなりイビリ体質の人だったのですが、臆することなくめげずにガンガン質問しまくったら、一緒にタバコ吸いに誘われたり、昼飯誘われたりするようになりました。

⑦A氏B氏C氏が話しかけてくれるようになる

その後も真面目を演じ、我はあまり出さず、キャラも控えめに、でも気取らずお茶目に、をモットーにしてましたら、いつしか仕事中も方々から「そういや旅寅君、桜花賞取った?」とか「旅寅君、たこ焼きの食い放題一緒に行こうか?」とか「旅寅君はそのうち痛風になるな~、仲間だなぁ」とか言われるようになりましてね。最初のお地蔵さんだった1ヶ月が嘘のように、急激にオフィスに馴染んじゃいました。

 

この過程観察(自分をモルモットにした実験)は、僕としても物凄く勉強になりました。なぜなら僕と入社時期が殆ど変わらない先輩2人は、明らか僕より適性があったし、明らか僕より真面目だったのに、ある日2人とも来なくなってしまい、そのまま少ない有給を消化して辞めてしまったからです。

僕もあのお地蔵さん状態があと1ヶ月続いたら、正直ヤバかったですね。

くさびを打ち込んで

壁から落ちないようにするための動作と、

企業で生き残ることは似ている

かもしれません。

ポイントになる人たちを押さえることが、

まさに「くさびを打つ」行為

になるんですね。

排他的な環境を能力だけで生き残るのは、僕には無理でした。

(人間関係ってメチャメチャ大事だな)

と改めて実感。

 

しかしまぁ、妙な話です。

ずっと営業畑を歩いてきた僕が。

企業で立ち位置を得るのに、常に実績を武器にしてきた僕が。

まさか中年になって「キャラ」で立ち位置を見つけるとは……。自分で自分を嘲笑している部分もあるのですが、ま、飯食わなきゃなりませんから、これはこれで良しとしなきゃですね。

イジメた新人に逆転されたら・・・

TV業界でよくある話ですが、調子に乗って散々ADを怒鳴り散らしてたタレントが、その後偉くなったADたちによって業界から干されるというケース。

これって、他人事じゃないですよ。

企業での立ち位置なんて脆弱なもんで、新人に優しくしたおかげで出世した人、生き残った人って、実は結構います。僕程度のキャリアでも、営業時代、上役だった人が部下になったことが何度かありましたしね。

有名な物語でも、銀河英雄伝説において、ラインハルトを正当に扱った上司、レンネンカンプはその後、皇帝になった彼の幕僚の1人になりましたし、島耕作なんてもう、ねぇ(笑)会長まで行きましたから、一体何人追い抜いたのやら(笑)

要は、自分より遥かに上へ行く後続なんてそれこそなんぼでもいるわけですから、下手に立場を利用して偉そうにふんぞり返らない方が身のためだってことですね。

 

さて、そしてこの記事を読んだ皆さん。

 

今、あなたの会社に、不安気な顔をしている新人さんはいませんか??

 

いつもはスルーするその人に、少しの優しさをあげてみて下さい。

 

いつかその少しの優しさが、あなたの立場を救うかもしれませんよ?

 

ただしっ!!

 

女性の方、思い込みの激しい男にそれをして、一方的に惚れられないでね。

 

優しさを振りまく時は、

どうか慎重に(笑)

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